【新型出生前検査等の内容・精度や費用、中絶期限との関係、および倫理や心情の問題】

受けるのも受けないのも熟慮と覚悟が必要

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葉酸に興味をお持ちのママには、出生前検査というものについてどう考えればいいのか迷っておられる方も多いはず。

 

このページでポイントを簡単にまとめました。

 

2014年に出た2つの新型出生前検査

2014年の春にNIPTという新型検査が出て話題を集めました。

 

ママからの採血だけで判断できて、赤ちゃんに負担をかけず、精度が高い。

 

ただ、検査量は21万円と高額で、原則35歳以上の高齢出産に限るという受診資格制限があります。

 

このことが議論を呼ぶ中、秋にはもうひとつの新型出生前検査が発表されました。

 

こちらは精度は下がりますが、安価で受診資格制限がありません。

 

こういうものを活用すると先天異常はかなり防げそうにも思えます。

 

しかし、事はそんなに簡単ではないことをここで情報提供しておきます。

 

問題点1 精度の限界

精度の高いNIPTの場合で見てみましょう。

 

陽性の場合の信頼度は90%程度。

 

何の問題もない健康な赤ちゃんである可能性が10%残る中で、あきらめる決断ができるか?ということです。

 

陰性の場合の信頼度は99.9%。

 

大丈夫だと言われて信じていたのに、生まれてみたら異常があったという可能性も0.1%あるということです。

 

NIPTは例外ですが、一般的には安全な検査ほど精度が低く、精度の高い検査は危険な傾向にあります。

 

例えば羊水検査や絨毛検査は高精度ですが、子宮内から組織を採取するので、検査が流産を引き起こすリスクがあります。

 

問題点2 検出できる先天異常の種類の限界

NIPTの場合、わかるのは21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーという3種の染色体異常だけです。

 

比較的症例の多い染色体異常としては、他にクラインフェルター症候群やターナー症候群がありますが、これらについてはわかりません。

 

このサイトで詳しく紹介している二分脊椎症などの神経管閉鎖障害についてもわかりません。

 

口蓋裂、心臓奇形等も発生率が高いものですが、これについてもわかりません。

 

NIPTに限らずどの検査も、判定できるのは多くの種類がある先天異常のごく一部にすぎないことは知っておく必要があります。

 

問題点3 中絶の期限への時間の余裕のなさ

比較的安全に中絶できるのは妊娠12週までで、それを過ぎると母体のリスクが増加し、22週以降は違法となります。

 

一番早く実施できる検査であるNIPTの実施時期は10週以降で、12週までに余裕がありません。

 

結果が出て1週間とか2週間で、非常に重い決断を下さないと安全な中絶期限を過ぎてしまうのです。

 

子宮に針を刺して行う羊水検査は高精度ですが、実施時期は15〜18週です。

 

安全期限はとっくに過ぎており、22週の法的期限にすらギリギリです。

 

問題点4 心情的問題

出生前検査を検討される方の多くは高齢出産です。

 

やっとの思いで授かった子の場合も多く、妊娠機会も人生最後かもしれません。

 

そんな中で精度が100%ではない検査結果をもとに決断するのはかなりの苦しみです。

 

夫婦や両家の親の間で意見が割れることも考えられます。

 

世の中には出生前検査に基づく中絶を「命の選別」として強く非難する人もいるので、友人に話す範囲もよく考えておく必要があります。

 

出生前検査に関する結論

このように出生前検査は受けるにしても覚悟が必要です。

 

安易に受けるとかえって悩みが増幅する危険もあります。

 

一方、受けないという選択にも覚悟が必要です。

 

高齢出産になるほど先天異常が増えるのは医学的事実です。

 

障害を持って生まれてくる子の苦しみも、一生面倒を見る家族の苦労も口で言うほど簡単なものではありません。

 

事前によく調べて、夫婦で考え抜き、受けるのか受けないのか、きちんと決めましょう。

 

そして受けるなら、検査結果に基づいて短時間で決断を下す用意をしておく必要があります。

 

葉酸は無条件に取るべき選択肢

こんな中で葉酸サプリの摂取は悩みがありません。

 

ただ飲むだけで神経管閉鎖障害(二分脊椎と無脳症)の発生率を大幅に下げてくれるのです。

 

数ある先天異常の中のごく一部ではありますが、発症率は上位に位置し、これだけでも下げる努力をする価値はあります。