【葉酸の栄養学的・化学的基礎情報と人体における主要な作用】

厚生労働省が妊活女性の摂取を推奨したビタミン

 

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葉酸とは?

別名ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる生理活性物質。

 

ビタミンには水溶性と脂溶性がありますが、こちらは水溶性です。

 

最初、ホウレンソウの葉から発見されたため、folic acd(葉酸)と名付けられました。

 

folicはラテン語の「葉 folium」から来た言葉です。葉酸の化学構造式

 

DNA複製や造血において重要な役割を果たします。

 

欠乏すると貧血や免疫機能障害を起こします。

 

妊婦に限らず老若男女すべてに必須のビタミンです。

 

美容や健康目的でサプリによる摂取を行う女性は以前からいました。

 

胎児の脳障害のリスクを下げると厚労省が公認

しかし、葉酸サプリがここまでブームになってきたのは、お役所が葉酸の効果を認めて、摂取を推奨したからです。

 

葉酸の必要量は妊娠期に急増しますが、食べ物からの摂取では追いつきません。

 

葉酸が不足すると、胎児が脳障害を背負うリスクが高まるのです。(最悪は無脳症)

 

2000年から同省は、妊娠を計画している女性に、サプリで1日400μgの摂取を推奨するようになりました。

 

この量だと、偏食・少食で食事から葉酸が十分摂れていない人でも、妊娠期の必要量をカバーできます。

 

逆に食事から葉酸が十分摂れている人でも、過剰摂取にならない量なのです。

 

食事から葉酸がちゃんと摂れているのかどうか、自分では調べようがありません。

 

でも、そんなことを気にしなくても、サプリで1日400μg摂っておけば間違いない。

 

そういう、うまく設定された量なわけです。

 

妊婦が使ってるものなら絶対大丈夫ということで、これにつられて美容・健康目的の需要もさらに高まってきている様子です。

 

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もう少し詳しく知りたい人のために

この物質のIUPAC命名法による正式名称は、N-[4(2-アミノ-4-ヒドロキシ-プテリジン-6-イル メチルアミノ)-ベンゾイル]-L(+)-グルタミン酸です。

 

体内で還元されてテトラヒドロ葉酸になった後で補酵素として働きます。

 

補酵素とは酵素反応を助ける物質だと理解してください。

 

この物質が深く関与する体内反応は大きく2つあって、それはDNA合成と造血です。

 

DNA複製における役割

DNAは遺伝子情報が記録された物質、いわば細胞の設計図。

 

形状的には鎖状のものが1対らせん状向かい合って長く伸びたものであることがよく知られています。

 

この鎖のパーツは、アデニン(A)グアニン(G)シトシン(C)チミン(T)という4種類の塩基。

 

このうちアデニンとグアニンの合成に欠かせない物質なのです。

 

ということは、葉酸が不足するとDNA複製がうまくいかないということになります。

 

細胞分裂がさかんな場所に真っ先に影響が現れるのが予測できますね。

 

人体で一番新陳代謝が盛んなのは粘膜なので、口内炎などが現れます。

 

しかし、それ以上に何もかもが細胞分裂まっさかりの現場が胎児の体です。

 

葉酸は胎児の正常な発達に極めて重要な理由がよくわかりますね。

 

この成長プロセスの中で特に脳・脊髄の前身である神経管の形成に深く関わっていることがわかっています。

 

造血作用における役割

さて、この物質のもうひとつの重要な役割は造血です。

 

造血というと鉄分ばかりが思い浮かびますが、ビタミンB12と葉酸が極めて重要な役割を担っています。

 

この2種のビタミンのいずれが不足しても造血は異常をきたし、巨赤芽球性貧血をになります。

 

実は葉酸が最初に発見されたのは貧血の研究からです。

 

英国人のルーシー・ウィリスがインド女性に多かった貧血を研究するうち、ある種の食事が効果的なのを発見しました。

 

そしてそれに含まれる物質をビタミンMと名付けたのです。(1937年)

 

その後、乳酸菌の成長因子としてホウレンソウから発見されたビタミンが葉酸と名付けられました。(1941年)

 

そして、最終的にそれらが同一の物質であることがわかったのです。

 

 

 

医学や生化学の専門家でなければ、これぐらい知っていれば葉酸の知識は十分だと思います。

 

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