【】

葉酸は中高年の脳梗塞も防ぐ

イチオシの葉酸サプリはコチラ

 

厚生労働省が2000年に葉酸摂取を啓蒙し始めたのは、妊婦と妊娠する可能性のある女性に対してです。

 

目的は神経管閉鎖障害の発生を減らすことでした。

 

しかし、中高年の脳梗塞を減らす効果も注目され始めているので、情報をシェアさせていただきます。

 

日本心臓財団のホームページの記事より

女子栄養大学副学長 香川靖雄氏が寄稿しておられる内容を要約します。

 

ホモシステインという物質が血中で増加すると動脈硬化になりやすいですが、葉酸はこれを抑える作用があることがわかっています。

 

早い話、葉酸サプリを飲んでいると動脈硬化から起きる心筋梗塞や脳梗塞の予防になるということです。

 

ところで、葉酸を活性化する酵素を合成する遺伝子は、人によってCC型、CT型、TT型の3種類があります。

 

このうちTT型は葉酸が効きにくく、日本人の場合は全体の15%を占めます。

 

このTT型の人は、日本の推奨量(妊婦以外)である240μgの服用では、ホモシステイン血中濃度が十分下がらなかった。

 

ところが、米国の推奨量400μgを与えると、TT型の人でも下がりました。

 

こちらの先生のお考えでは、日本ももっと増やして米国並みの量を摂るべきだということのようです。

 

中高年は消化機能の低下とピロリ菌感染で吸収率が落ちるので、なおさらである、と。

 

韓国CHA大学医学部の研究報告

同大学のチョウ・ユンキュン氏らの研究グループが、プロスワン(PLoS One)誌で2015年2月6日に報告した内容の要約です。

 

「還元葉酸キャリア-1(RFC-1)」というタンパク質があります。

 

全身のさまざまな細胞に葉酸を送り届ける役割をしている物質です。

 

このたんぱく質の遺伝子を調べたところ、脳梗塞の人とそうでない人の間に大きな差がありました。

 

検査対象は下記の3種類です。

 

  • 症状が出ている脳梗塞の人 584人
  • 症状はないが脳梗塞の人  353人
  • 脳梗塞はない人        505人

 

まとめると「葉酸関連の体内物質の遺伝子が、脳梗塞のなりやすさと関係している」という話です。

 

「葉酸が脳梗塞予防に効く」というような、素人にもわかりやすい話ではなく、ちょっとワンクッションあります。

 

しかし、葉酸が幅広い分野で人間の健康と関連していることをうかがわせるものではありますね。